2023年春分
今年の日本の春分図では、牡羊座♈の太陽、水星と魚座♓の月が、
牡羊座♈の木星、キロン、牡牛座♉️の金星、天王星が位置します。
総じて国民の状況的には新しいスタートに対して社会的な保護と発展の鍵が
与えられる、もしくは王権、首相と共に大衆なるものが表舞台から離れた所より
束縛や攻撃を受ける、本来のサイン・ハウスに位置する海王星により
現実的に真実を突きつけられる、そんな所でしょうか。
牡羊座♈らしく前だけ見て向う見ずに新しい始まりを切って
社会的に護られるもの、国家や経済、システムとともに迷妄の牢獄へ
と沈むもの、かなり分かりやすい二極化を経験しそうです。
アセンダントは牡羊座♈、ルーラーの火星はメディア、通信や交通を表す3室にあり、
サインは双子座♊になりますので、情報の開示と報道に熱が入ったり、
過激であれば暴徒の出現にも繋がりえます。
冥王星の水瓶座♒入りにより、行き過ぎた革命派、暴徒の出現とも読めますが、
12室の牡羊座♈の水星と3室の双子座♊の火星はスクエアを形成するものの
ミューチュアルリセプションを形成しているため、情報の開示、報道の加熱や
テロ、暴徒の出現は見えない背後、内通者の手のかかったマッチポンプの可能性を
秘めているように思います。。
火星と冥王星はクインカンクス(150度)、繋がってはいるものの
互いが見えない配置のため、不調和はあれど余程の過激派でも出現しない限りは
究極の事態への発展は無さそうです。
MCは山羊座♑、ルーラーの土星は先の火星とトライン(120度)になる為、
情報の開示、報道の加熱を受けてもオーソリティや社会システムは案外
ケロッとしている可能性が高いです。一方で、双子座の火星は太陽や水星とは
スクエア(90度)を形成するため、オーソリティの下僕をやっている王権や
メディアは止まらない情報開示を受けて思わぬしっぺ返しに見舞われそうです。
10室(主権者)と11室(議会、友好国)の狭間にあり、
民意と権力者達との狭間で絶対権力者が揺れ動く、
議会や政府、友好国に不可逆的な異常事態が起きる暗示があります。
この冥王星は、国民や国家の状態を示唆する1室の牡牛座♉️金星と
スクエア(90度)を形成するため、こうした異変が
国民の懐事情に思いもよらないトラブルを招きそうなようにも
感じられますが、、、
傷あるゆえに優れた癒やしの力を与えるキロン、
社会的な保護と発展、拡大を与える木星により、
傷あるものの保護は果たされるような気がしています。
あと、国土を表す4室にマレフィックは入らず、
4室のハウスカスプは蟹座、その蟹座のルーラーである月も
マレフィックとハードなアスペクトを形成しないため
大きな天変地異は無さそうです。
最も、津波や地震、事故を暗示する火星と海王星はスクエア(90度)を
形成するため、油断ならない状態ではありますが。。。
金星の性格を表現しながら共振する配置になるため、
大衆なるものが「I know」を経た人々の集いにより救済されうること、
国民の金銭、芸術や経済状態は権威あるものやシステムにより
多少の制約はあれど棄損される可能性は無さそうなことが
読み取れます。
まとまりが無くて申し訳ないのですが、
国の首相や王権(太陽)、大衆(月)やマスコミ(水星)、
隠れた部屋、弱者やテロリズム、終末の領域へ沈んでいくのを背に、
過去の傷を癒しながらも前だけ向いて新しい生命を体現するものとして
毅然とした姿勢で生きいくのが次の1年は良さそうです。
2024年の春分図では、1室のはじまりのアセンダントは蟹座♋で
挟んで対立、Mc(天頂)に近い牡羊座♈太陽と魚座♓海王星がこれを
調停する配置にあり、外交問題で国民が異常事態にさらされる、
王権、政府はこれを無私の精神で調停するか、うやむやに現実逃避して
雲散霧消するかの2択を迫られる状況を暗示するため、
今年のうちに始められる事は、どんなにそれが小さくとも
いち早くやっておくのが吉だと考えられます。